【題名】転生者の魔都『海鳴市』
【作者】咲夜泪
【話数】168話完結(78話までが本編)
【評価】S
海鳴市を舞台にした多重クロスなオリ主たちによる正義と悪と愛の物語。
主人公はあんまり強くないスタンド持ちの少年。
少なくとも最強系ではない。彼は原作に関わる気全くなし。
なのに転校した学校はあのクラスで、しかも10人一斉な転校生。
町は転生者による組織が複数あり、相争ってる。
転生者の幾人かは2度目の転生者。都合3回目の人生をここで送ってる。
つまり、最初の世界が地球の日本で普通に生きて。
次が各物語の世界でいろんな立場で生きて、そして死んで。
3度目にこの世界に集結した感じ。
当然ながら、こいつ等はある程度成熟してて、そして強い。
ちょっと油断したらすぐ消される町で頑張って生き抜く話。
転校翌日になったら、転校生4人消えてた。この町ヤバイ。
話の展開は物凄く王道系です。
主人公格が複数居て、それぞれの物語が語られます。
この形式、あんまり好きじゃないけど、それでも凄かったです。
主人公格が3人かな。
メイン主人公の何が凄いかって、82話の作者のあとがきにてご確認ください。
ちなみにクロス元の半分くらいは原作読んでないです。
外伝後日談くらいまでは良かった。
そっから先は別物語で蛇足感強いです。
この作者さんの他SSシリーズとのクロス作品。
遊戯王編はさすがについてけなくて序盤で挫折。