安寧と省エネな人生を送りたいと願う、やる気なさげな少年が主人公。
高校に入り、海外へ行った姉から手紙が届きました。
部員が居なくなり潰れる寸前の古典部に入りなさい、と。
様子見に部室へ行ってみると、そこは鍵がかかってて。
鍵を開けて中に入ると、女の子が居て。(名家のお嬢様)
どうやら彼女は自覚なく閉じ込められていた模様。
主人公の旧友と共に謎解きしちゃって部活開始です。
推理系な話。氷菓とはこの古典部の部誌の題名。
その創刊には何やら秘密があったらしいが、創刊号は見当たらない。
4人のメンバーと共に、その辺りの謎や日常の謎に迫ります。
ファンタジーなことは起きず、高校生活に不似合いな事件も起きません。
この制限の中で、ちゃんとした謎解きが出来てるのはマジ凄いと思う。
3巻までは完成度高かった。ストーリーがあって、そこに謎解きがついてた。
4巻からのは、なんかネタ切れ感を感じた。謎解きのための話になってた。
文化祭編に入るに至っては、複数のお題を詰め込んだせいでわかりづらい。
10巻からはまた元に戻った感じで良かったです。