【題名】最下位職から最強まで成り上がる～地道な努力はチートでした～
【作者】上谷圭
【話数】100話
【評価】C
最強剣士様に上級ダンジョンでパワレベして貰って強くなりました。
最強剣士様以外誰も入れないダンジョンのMOB5000が町に侵攻してきました。
天才軍師の主人公が町の冒険者300人を指揮して魔物を包囲して全滅させました。
どうやったらそれが可能になるのかを考察するのが、多分人気の秘訣。
以下、いつもの粗筋＆感想。
小さな村で、幼馴染の女の子と一緒に狩りとかして15歳になりました。
なんか祝福の儀とかを受けに王都へ行きました。スキルと職業が貰えるらしい。
その間に村は魔物の侵攻によって壊滅しました。
送り出してくれた村長＆幼馴染の子はこのことを予期してたらしい。
で、祝福の儀で主人公は低位魔導師になって、幼馴染は神級騎士になりました。
幼馴染はめちゃめちゃ強くなって騎士団入り、主人公はその従者になりました。
幼馴染さんを狙うお偉いさんに目をつけられた主人公は冤罪で死刑。
なんか崖から魔物の巣窟に放り捨てられる刑みたい。
生き残って、渓谷に入ってた人に拾われて、隣の国で冒険者になりました。
拾ってくれた人に育成されるらしい。彼はどっかの国の一番強い人らしい。
そんで、その人の雇い主が未来の？幼馴染さんで、全部最初から計画通りみたいな雰囲気。
ノアの箱舟計画のために動いてるとかどーとか。
しかし男2人で延々と狩りしてレベル上げ＆お金稼ぎとは珍しい展開。
戦闘の度に脳内軍師的なアレコレが挟まるのが若干アレです。飛ばしてる。
30話、魔物5000匹が主人公の住む町に侵攻してきました。
それを迎え撃つのは300人の冒険者。主人公が指揮する包囲殲滅陣にて楽勝でした。
えー？敵は全滅。被害は書いてないからよくわかんない。
「時代を越える才能が、ここに誕生した」らしい。
なるほど、これはネタにされても仕方ない。
5000って70×70なので、密集してたと仮定すれば包囲だけなら出来なくはない。
1辺70人で4辺280人だからほら300人で・・。
相手にはペガサスも居るのでもっと密集させられるし？
とかいろいろ考えてしまった。作者の罠にはまってるなこれ。
計算してやったなら凄いし、計算無しでこれが出来ても凄い。
結論：包囲殲滅陣は凄い。
包囲殲滅陣な部分以外は、普通に一般的なレベルのおもしろさでした。
———-以下ネタバレ注意———-
36話、包囲殲滅陣の素晴らしさに敬服した隣国の王様。
彼を手に入れれば戦争でも常勝無敗に違いない！と判断。
彼に何でも与えていいからとにかく味方に迎え入れろと指示。
58話、皇帝とお話して戦争する時は軍師様をやることになりました。
えーと、未来では主人公は死んだらしい。
壊れてるけど何でも願いのかなうアイテムがある模様。
未来の嫁は主人公を生き返らせるのに使いたいらしい。
未来の娘は荒廃した大地を浮遊させるノアの箱舟計画に使いたいらしい。
現在の主人公PTにそれを直せる女の子が属してる、という話のようです。
75話くらいから、国家戦争が始まって、主人公が軍師様やります。
相手は全てアホになる魔法が発動。87話、幼馴染と一騎打ちして寝返らせて勝利。
最終的には書籍の方で完結したということで連載終了です。
