【題名】その無限の先へ
【作者】二ツ樹五輪(*´∀`*)
【話数】152話
【評価】B
異世界転生してみたら、そこには転生者がたくさん居ました。
元日本人は少なく、普通に他の異世界からの転生者とかのが多い模様。
教会とかではステータスが見れて、生まれた時点で名前ついてたりもする。
なので前世持ちの人は、大体元の名前に似たよーな名前だったりするようです。
困窮した限界村落を出て迷宮都市で一旗上げようと旅立ちました。
元日本人とPT組んで、元日本人が作った迷宮で遊んだりなんだりするっぽい。
1話目で大体の世界観とか設定とか何するのかとかがわかった。読み易くて素敵。
しかし長い、1話が長い、説明が長い、読み易いが長い。
のんびりゆっくりダンジョン探索かと思ったら、9話で予想を裏切られました。
この辺りの序盤の戦闘はおもしろかった。
中盤以降、PTメンバー増えてきての戦闘シーンは飛ばすようになった。
8人PTでの戦闘とかはちょっと無理があると思う。
後半まで読んで思ったこと、とにかく話が長い。
そしてそのほとんどが伏線になってる。
どこまで伏線を詰め込めるかに挑戦してるの?ってくらい。
書籍化したけど打ち切りになったらしい。
そらそうだ、この長さは紙じゃ無理。
———-以下ネタバレ注意———-
101話、前世の世界崩壊時に何が起きてたか話とかあれこれ。
迷宮は並行世界なんかを繋ぐ共通の迷宮。PTに製作者を前世に持つ子が居たり。
世界を滅ぼす何かが居るらしい、この世界もそろそろ滅ぶぽい。数ヶ月くらいで。
この世界だとほとんどMOBな子と、別世界で結ばれた際に生まれる娘さんが干渉。
彼女は月の生まれで、砕かれた惑星&衛星を重力制御して僅かな生き残りがどうとか。
今後どうするか検討中、世界の壁をぶち抜いてきた皇龍さんとこに避難しようかとか。
123話、迷宮の管理者3人とも死んで主人公も死亡、世界は滅びました。
気付いたら並行世界で起動、そこでは記憶が奪われることなく答え合わせ。
とゆーよーなお話です。迷宮探索話からやたら壮大なお話になってる。
なってるのだが、そこまで行き着くのにすっげー長い。
完結したら最後まで読みたい、でも最初から読み直しは絶対キツい、どうしよう。
152話まで読み終わった、普通におもしろかった、超長かった。
なのだけど、物語全体で考えるならまだプロローグじゃねーの?ってくらい先が長そう。