【B】左ききのエレン 【かっぴー×nifuni / 全24巻完結】

美術大出てデザイナーになってお仕事して、3億円の仕事取れました。
なのだけど、仕事取れた後に、別の人に手柄かっさらわれました。
そんな彼が思い出すのは高校の時の友達や美術部のこと。

みたいな感じで始まるサラリーマンな下っ端デザイナーの話。
ブラックな労働環境で、それでも夢だったデザイナーとして頑張ってます。
一方、高校時代に居た、絵の天才だった女の子。

彼女は海外で画家として活躍。
世界的に有名な人になってました。
彼女の名前はエレン。傍若無人な仕事ぶりな女の子。

彼女と会う方法はただ一つ。
彼女より優れた作品をつくればきっと、彼女はスプレー缶を持って現れるだろう。
そんな彼女は問われて答えます。私のライバルは横浜に居る、と。

凡人と天才の物語です。
沢山の凡人と、沢山の天才が出てきます。
難点は、話の時系列がぶっ飛びまくってることと、メタ発言多いこと。

そんで、一番アレなのはラストが駆け足というか打ち切り風味な終わり方だったこと。
こっちはリメイク版で、原作版ってのは続いてるらしい。
だとすると、今から読むなら原作版の方がいいと思います。