【題名】鬼の花嫁は愛されたい
【作者】クレハ
【話数】77話
【評価】C
この世界は鬼?あやかし?が居て、権力者っぽいです。
彼らは人の女の子を嫁に取り、それはとても名誉なこと。
主人公は女の子で、妹が居て、幼いころ、妹が鬼に見初められました。
それ以来、主人公は家族から苛められてました。シンデレラ的な感じ。
そんな状況ですが、高校生になった主人公には彼氏が出来ました。
サッカー部の人気者イケメンな人らしい。
そいつと付き合って3ヶ月のところから物語は開始です。
冒頭で、その彼氏が言います。お前の妹に惚れたからお前と別れるわ。
家での主人公ですが、祖父とは仲が良い模様。
そんな祖父から誕生日プレゼントで服貰いました。
妹がそれ欲しい言って引っ張って服破りました。
主人公が怒ると、家族に責められ、鬼に燃やされ、主人公は家から逃げ出しました。
で、逃げてたら、王子様な鬼が助けてくれました。
「俺は玲夜。鬼龍院玲夜だ。ずっと捜していた。俺の花嫁」
妹の鬼より強くて家柄も最上位な強引イケメン王子様がやってきたのです。
という話。
ちなみに鬼が花嫁を選ぶ理由は、本能だそうです。
ここまでがプロローグ。
———-以下ネタバレ注意———-
その後、元彼がよりを戻そうって言ってきたり。
王子様には家が決めた鬼の婚約者(腐)が居てネチネチ言われたり。
王子様の執事っぽいのに凡人扱いされて敵視されてたり。
という、状況説明がされます。それぞれ、特に話は膨らみません。
主人公がちょっかいかけられる、王子様が相手を処罰する、の繰り返し。
単行本1冊分くらいの分量。
最終的に両親とか妹とか、妹の婚約者とかが破滅します。
彼らが不幸になることをもって、本編がハッピーエンドとして完結です。
好きな人は好きなんだろうと思う。