【C】アド・アストラ スキピオとハンニバル【カガノミハチ / 全13巻完結】

ポエニ戦争の後くらいなお話。
イタリアなローマと地中海挟んで左下のカルタゴとの戦いね。
この戦いはカルタゴの敗戦で終わりました。

それから十数年、当時小学生くらいだったハンニバルさん。
青年へと成長し、ローマへの侵攻を開始しました。
ハンニバルさんは宗教組織の教祖様みたいな気持ち悪いキャラです。

迎え撃つのはスキピオ親子。その息子スキピオが主人公な感じ。
ローマ軍はまぁなんつーか内輪もめばっかしてて見ててモヤっとします。
内輪もめに足の引っ張り合いからの敗戦の連続で爽快感ゼロ。

一方のカルタゴ軍は複数民族の合併軍なのに一致団結して揉め事無し。
そんな無理矢理感がとってもフラストレーション。
中盤からは逆転開始で、そうなるともっと意味不明な流れが始まります。

敵味方共に、戦い方に一貫性が無いです。
異世界召喚された高校生が歴史知識で名軍師になりましたみたいな戦いの連続。
歴史年表的なのを学ぶ漫画という意味でならおもしろいとは思う。