【S】マージナル・オペレーション【キムラダイスケ×芝村裕吏 / ~14巻】




オタで専門卒で7年ニートしてようやく就職した主人公。
嫌な上司居ながらも、頑張ってリーマンしてました。
ある日、出社したら、会社倒産のお知らせ。

何となくネットで見かけた傭兵派遣会社みたいのに就職。
海外?に行って、PCの前でボタンを押す仕事をします。
敵が来たってメッセージ来たらポチ、民間人だーの時は押さず、みたいな。

時が過ぎ、次第にシミュレーションゲームっぽくなってきました。
とまぁ、傭兵の指揮官やってて、その後現場にも踏み込む話。
リアル紛争地帯でいろいろ頑張ります。

こんなにドキドキする話を読んだのは久しぶりです。
序盤はゆっくり、後半に進むにつれ加速度的にヤバい。

 

———-以下ネタバレ注意———-

 

4巻目、紛争地帯で仲良くなった子供部隊を引き連れて日本に帰国。
政府と連携し、犯罪組織やら宗教組織やらと戦って6巻でタイへ移動。
11巻目、ミャンマーへ移動して国境を侵犯してくるあの国と戦います。

やっぱ諸悪の根源はあの国か。
この辺りから政治色が強い話になって、ちょっとおもしろさダウン。
というかタイ編が終わった段階で完結してますこの話。

というのも、主人公の目的は、子供たちを戦わせないことなんですよね。
タイでスポンサーがついた時点で、自分たちが戦う必要、もう無いんです。
現地民の訓練と教育だけして、元巣に送り出す立場になれば話終わってた。

そーゆー意味で、そっから先の話は蛇足だと思います。
もっと厳密に言えば、子供たちを村に残すのが正解だったのか。
でもその時は主人公はまだ戦いたい気持ちだったのねきっと。

中盤からの主人公の設定に無理があります。
子供たちを戦わせたくない、ってのは前面に出さない方が良かったかと。