【題名】幻想立志転生伝
【作者】BA-2
【話数】84話完結
【評価】S
転生系の最強系です。かなり好きな話。
生まれた村は過疎な村。主人公が成長する頃には人口3人。
そして村長が老衰で、親父が持病の喘息の発作でお亡くなりに。
いろいろな意味で壊滅した村から旅立つ主人公が、行き着くとこまで成り上がる話です。
魔物の言葉とか魔法詠唱とかが日本語。
転生者な主人公は、それで簡単に魔法を使えます的な設定です。
最近では割とありがちですが、この頃は珍し目な設定だったと思う。
というか、日記調な魔法詠唱の文章は良かった。
途中から短縮されたり歌になったりで、省略されるようになったのが残念。
内容は普通に王道系のテンプレなろう小説です。
引き籠りが異世界で成り上がって引き籠る話。
———-以下若干のネタバレ注意———-
ストーリーとしては、冒険者やってすぐ魔法覚えてある程度強くなります。
冒険者のベテラン勢と同レベルくらいな感じまで。
アリの巣潜った時のいざこざで、魔王討伐した元勇者な人たちと敵対することに。
対抗するために、商会立ち上げてお金稼ぎやら魔法研究やら。
砂漠での売り物の水についてだけちょっと書いてみる。
素焼きのツボ使って、古代エジプトでも15度くらいの水はあった模様。
だとすると、売ってる冷たい水は5度付近とかなんだろうとは思う。
で、実際今砂漠系に住んでる人って、冷たい水飲むと、腹壊すらしい。
それはさておき、商会が軌道に乗るのは売り物がいいからとかでないです。
単純に労働力が無限で無償だから。
20話前後、商会がある程度大きくなったら戦争編。
終わったら竜とバトって、魔法国で学園編。先生やります。
40話辺り、魔法国でトラブって夜逃げして、自分の国を建国。
ここらへんから、主人公が完全に最強チートキャラになります。
45話辺り、世界の至るところで戦争が起こり、魔王が復活。
主人公の国はとりあえず平穏に日常生活。
55話辺り、子供出来て家族団欒したり、首都が攻め落とされたり。
砂漠の国滅ぼして、竜を従えて、新しい国作って。
70話前後くらいで勇者軍との決戦。ちょっと駆け足だったとゆーか微妙だった。
SLGや戦記物の終盤はしょうがないといえばそうなんだけど・・。
75話辺り、世界滅亡しそうなので頑張ります。
一応続編というか同じ世界での続き話有り。 ⇒ 隔離都市物語
