【題名】貧民と非国民と空の橋
【作者】ＴＯＣ
【話数】63話未完
【評価】A
異世界の王政国家が民主国家になりました。人材不足で若い人を登用するべく学院を建立。
その授業内容は、無人島に1000人集めて1年間のサバイバル。
主人公は貧乏生活の中で頑張って勉強してきた女の子。
周りは貴族の若い子息ばっかの中でいろいろ頑張れよー、って話。
———-以下若干のネタバレ注意———-
無人島での目的は、1000人の学生で文明を作ること。
経済学部として入学した主人公は、貨幣を増やすのが卒業試験。
政治学部では支持者を集めることとかアレコレ。
学生達が右往左往しながら生活してくのがとてもおもしろいです。
能力がある少数派と能力の乏しい多数派が分裂して生活してるんですが、
この2派を上手いこと融和させられる話だったら凄いですよねー。
50話くらいで3派に増えました。多数派側が1年頑張る派と脱出派に分裂。
当然の如く食料が足りてない中で分裂するのは争い必至。
そこで主人公が頑張っちゃうワケですが・・・。
いつの間にか食料は足りてましたとかゆーオチでちょっとどうなんだろう。
それやっちゃうとストーリーの根本前提が崩れてエンディング突入するしかないような。
とか思ってたらいい具合に伏線発動で話が盛り上がりそう、凄い凄い。
でも残念ながら未完で作者失踪なう。
ちなみに私がこの島で生活するとしたら、5人くらい仲間作って森に引っ込みます。
