【題名】絶望の世界
【作者】-
【話数】34話完結
【評価】腐食編S 虚像編B 光と影の世界S
予備知識無しの方が楽しめると思います。
4話目くらいまで読んで、話の展開に一度も驚かなかった人は神。
これが書かれた当時のネット事情がわからん場合は、途中からあんまり楽しめなくなるやも。
———-以下若干のネタバレ注意———-
弁当に虫を入れられました。虫を捨てて食べました。
それ以降、虫とあだ名をつけられエスカレートしていく苛め。
それを受ける主人公自体も、ちょっとサイコな変態さん。
この作品が発表当時、日記形式で毎日1話づつ投稿されてたとか何とか。
普通にマジモノの日記なのか、それともフィクションなのかで話題になったそうな。
リアルタイムに読みたかったです、残念。
分類的にはミステリー系になるんだろうか。
推理小説好きなら、先が読めたりするんかね。
私にはまったく無理で驚かされるばかりでした。
最初は苛められっ子の話かと思いきや、苛め部分はさらっと終わります。
苛めの原因を排除し、そして主人公が変態に目覚めてく。
後はもう、狂人が狂人を呼んで伝染してく呪いのよーな話に。
腐食編は文句なくオススメなんですが、虚像編ちょっと人によりけり。
ネット関係サッパリな人だとよくわからんかもしんない。
でも読み飛ばすとソレ以降の話がわからなくなるとゆー。
読み止め時4話目とか、17話目とか。