【題名】鈴木悟分３０％増量中
【作者】官兵衛
【話数】57話
【評価】C
タイトル通りで、人間味が強く残った感じでやります。
というよりは、ただ魔王ロールプレイが下手な感じというか演技下手。
NPCに命令できずにお願いしまくってます。
しかも脳内思考が意識せずに口から出まくっちゃう模様。
シモベの皆さんが全体的に幸せそうです。
序盤ストーリーは原作沿い。PTメンバーがセバスさんとユリさん入った人間寄り構成。
王都のゲヘナ後から大きく分岐かな。
帝国に行かずに竜王国と防衛協定を結びます。
魔導国とか建国せずに、冒険者グループというかギルドとして。
そんで、ラナーさんが竜王国へ亡命。蒼の薔薇の皆さん巻き込まれて可哀想。
そーいや、薬草クエストでニニャだけ復活させて仲間入りさせてました。
それによって、彼女が民主制がどうとか本書いて啓蒙活動開始。
モモン様は町の人の前で民衆の権利がどうとか演説します。
現代人が過去系の世界行って上から目線で民主主義万歳やるのはギリわからんでもない。
それはつまり、主人公が現代社会の生活に不満が無くて幸せだったからって考えることが可能だから。
ところがオバロ作品は未来人視点で、アーコロジーがどうとかでその時代の社会を嫌ってる人が主人公よね。
なぜ中世世界に行って民主主義万歳やるのかはマジで意味不明。
エランテルにて政治演説やって、進軍してきた帝国メンバーを虐殺。
正当性がどうとか言わずにやるなら別にいいんですけど。
いきなり直接攻撃で仔山羊召喚する正当性とは一体。
警告の次には威嚇攻撃でいいんじゃないでしょうか、空き地に向けてフォールンダウンとか・・。
全体的にはおもしろかったんですけど、凄くもやっと。
