【B】Thisコミュニケーション【六内円栄 / ~11巻】

ある日突然、イペリットって生物が発生しました。
人より大きいサイズの芋虫?みたいな子。
人は彼らにほとんど滅ぼされ、世界はよくわからんガスで埋もれました。

一部の高地に作られた地下施設とかで、人々は細々生き残ってます。
主人公はそんな世界を、どうやってか旅して回ってた外国の軍人さん。
冒頭で、長野県の山中にある研究所に到達し、食べ物を報酬に雇ってくれ言います。

その施設では、死んでも再生するよう改造された、怪力な少女兵士が6人。
死ぬと、8時間後に再生復活、死ぬ前の記憶を一時間程度失うってゆー仕組み。
主人公はその指揮官となって研究所を防衛するべく、訓練したり防衛したり。

彼は非常に合理的な人なので、彼女たちを何度も殺します。
都合のいい感じに記憶を消したり残したり、そーゆー感じの話。
というか、マジで殺し過ぎ。

そして凄いのは、この主人公、研究所の所長には全部話してること。
部下には一切話さない、上官には全て話す。悪いことしてる意識はゼロ。
ノベルゲームで選択失敗したらロードしてる、みたいな感じの話だった。